買い物へ行く。

早くもクリスマスやらお正月関連の品々が並び、店頭はいささかカオスの様相だ。

クリスマスの飾りであるとか、とりあえず買っておいても保存や保管のできる商品ならまだ理解できる。

良く分からないのは、クリスマスにローストビーフや何かを作ったりする為のものなのか、普段では見掛けることのないような、数百グラムものカタマリ肉であるとか、そのようなものまで売られている点だ。

冷凍しておくなり方法はあるのだろうが、クリスマスの料理に使う為の食材を買うにはいくら何でも気が早過ぎやしないか。

クリスマスの本番を前に、まずは練習として普段は作り慣れないローストビーフを作ってみようとする向きでもあるとか。

それもちょっと無理があるような。

確かに、いよいよクリスマス目前ともなれば、売る側が同じカタマリ肉にせよ値段を多少なり釣り上げて来ることは考えられ、同じカタマリ肉を使うのであれば、今の内から購入しておいて、やはり冷凍しておくとか、その方が利口といえば利口なのかもしれない。

これから先、野菜でも肉でも大量売りが目立つようになりそうな予感が経験上はしている。

いつもなら150グラムぐらいの少量パックになった小間切れ肉が探せばあるハズなのに、年末ともなると少量パックがなくなって、500グラムとか、下手をすると1キロとか、独り者からすればトンデモナイ量のパックばかりになってしまう。

俺みたいな人間からすると、年末はちょっと買い物には不便な時期だ。

独り身ということもあり、冷蔵庫や冷凍庫にしたって、いくらでも入るというワケではない。部屋の狭さと比例するように、冷蔵庫の容量だって小さくなる。

ましてや体を悪くしており、好きなものを好きなだけ食べられる身でもない。

本音を書けば、500グラム程度のお肉であれば喜んで食べる。食べて良いなら。

あのカタマリ肉、じっくりステーキのように焼いて食べたいなぁ

そんな思いを抱きつつ、それでもどこか冷蔵棚の片隅にありはしないかと150グラムの小間切れ肉を探している自分がある。

つくづく病気は面白くない。

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