いちおう人工透析患者ではあるのですが、このブログが

人工透析を必要とする前から続いていること

もあって、余り人工透析の話題ばかりになることは避けるようにしています。

もちろん、俺なんざは不勉強で、大した記事を書けるワケではない一方、それでも患者目線で

ちょっとした専門用語(?)等

が出て来てしまうことは考えられ、人工透析とは無縁の読者の方々に『?』と思われたくはありませんから。(そのような方がいらっしゃるのかどうだかは分からないけれど)

とはいえ、ちょっと今日は

人工透析患者さんじゃないと分かりにくいような記事

を書かせて頂きます。(大した内容ではありません。ただ、説明を大幅に削ります。従って、人工透析と縁のない方にとっては、尚更『??』となるでしょう。あらかじめお含みおき下さい)

人間、寝て起きるだけでも体重の変化はあるもので、それに大小の排泄が伴えば尚のこと、

寝て(トイレに行って)起きたら体重が1kg落ちていた

なんてことはザラにございます。

腎機能の著しい低下により、基本的に尿が出にくい透析患者とあっても、汗だの不感蒸泄だの、もちろん大きい方だの、何もクチにさえしなければ、血液透析を終えたそばから、少しずつ少しずつ体重は減って行くものです。

どうしても体重が気になり(ここで言う「体重」とは健康的な方々の「体重」とは若干意味合いが異なる。いわゆる「透析間体重」のハナシだ)、俺の場合は日に10回近くは体重計に乗るのだけれど、今朝の体重は何と昨夜の体重と大して変わりませんでした。

俺にとって、「透析間体重が落ちないこと」は、即ち「食事量が減ること」を意味します。

「血液透析で引く重さ」を一定に保つべく、落ちなかった体重の分だけ「いつも以上に飲食を控えてしまう」為です。

今でも俺は週に三度ある血液透析を中心とした奇妙な食生活を続けています。

そんな、週に三食しか食事をしない人間にとって、更に飲食を控えることは、だいぶ避けたい事態です(笑)

ここで、一部の透析患者さんは、

入浴やサウナといった意図的な発汗行為で強制的に体重を落とす

という、プロボクサー並の努力を自らに強いるワケですが、とにかく体重を落とせば良いというワケでは決してなく、水分も人間にとっては不可欠なもの、無理な発汗が血管や心臓にダメージを与えてしまうこともあり、

「そういうこと……無理な入浴やサウナ……はしないように」

と医療を施す側の人間から指導されたこともありました。

……

逆に医療を受ける側の人間からは

「増えたらサウナで落とせ」

というアドバイスを頻繁に受ける。

(笑)

……

ともあれ、困ったのは今の体重です。このままでは食事の量を控えねばならず、無理に体重を落とすにも前述のリスクが生じる。

もちろん、基本的には普通に食事をし、増え過ぎてしまって一度の血液透析では引き切れない分は残して次回に繰り越すとか、様々な工夫が血液透析にはございます。

それにしたって、わざわざ患者サイドが頭を悩ませるまでもなく、透析を受ける施設へお勤めの、プロフェッショナルなスタッフさん方が、大抵の場合でどうにかして下さる。

ここで俺の面倒な性格です。←できもしないクセに完璧主義者。

これまでの数年、血液透析へ慣れて以来、上で書いたように

引き切れずに体重を残して、次回に繰り越した経験

がほとんどない……血液透析中に具合を悪くした場合は除く……為、その選択肢は俺の中にありません。

とにかく一度の血液透析で引き切れる数値までしか体重は増やさない!

この文章を書いている内、場合によっては

もう今回の食事は諦める

ぐらいの覚悟ができて参りました。

さすがに、そこまで、完全に食事を抜く必要はないでしょう。けれども、現時点での体重が……体重計の故障を疑ったぐらいのレベルで……落ちていないのは事実です。

せっかくの食事の機会を一度でも奪われたかと思うと残念でなりません。

とはいえ、次の血液透析まではかなりの時間がございます。

何かの拍子で、ストンと体重が落ちてくれないかなぁ。

そんなことを期待しつつ。

長々と分かりにくい記事を読んで下さって、ありがとうございました。

〜追記〜

今般の記事のように

「体重が落ちないから食事を抜いた」

みたいな無茶な行為へ及ぶのは少数派だと思います。

その俺でさえ、自分の真似は決して推奨しないぐらいです。

こんな馬鹿な真似だけはしないで下さい。

これはお願いです。

同時に、人工透析とは無縁の皆さんにも

『血液透析患者の多くが今の俺のような生活をしている』

とは思わないよう、強く願います。

『これは少し精神的な問題を抱えている人工透析患者が書いたブログ』

ぐらいに思って頂いて構いません。

ちっとも完璧なんて望めやしないのに、完璧主義者で神経質。そんな人間が書いております。

また、さすがに、

いっさい何も食べられない

ってなことにはならないと思います。から揚げ6個が3個になっちゃうとか、どんぶり飯が小さなおにぎりになっちゃうとか、その程度です。

ここまでたくさん書いて、もう満足しました(笑)

減らない!食べられない!

とヤキモキしていたものだけれど、すっかり思いを書き切って、覚悟も決まったようです。

うん。これでこそ作文だ(笑)

『気の毒だ。可哀想に』

なんて思わないで下さいね。先にも書いた通り、俺が自分の勝手で自分を縛り付けている、変態チックな愚か者なだけなのです。

本当、馬鹿だわ(笑)

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