今年に入ったぐらいからかな、どうも

映画運

小説運

に恵まれず。

自分なりの傑作と出会えると、一日が一ページになっている手帳(『ほぼ日手帳』)に、気に入った文章やら台詞やら感想やらページいっぱいに書き込むこともあるのだけれど、今年はそんな『ほぼ日手帳』もスカスカ。

余りにスカスカなんで、

元号が令和になった前後の世情

を書き込んだり、

町で見掛けた花の種類

を他人様に尋ねるなり頑張って調べるなりして

「クレマチス○×(分かれば品種)が咲き始めた」

みたいなことを書いたり、せっかくの『ほぼ日手帳』が、単なる

徒然に任せた日記帳

と化しております。

今はスゴいね。スマホのカメラを向けるだけで花の種類を推測してくれるアプリなんてのがあるんだよ。(ちっとも当たんないのがタマニキズ(笑))

ネットで評判となっていたり、読書家の方がオススメして下さるような本(中には絶版となっている書籍もあると思われる)を書店や新古書店で探しても見つからぬ場合も多く、映画に関してはもっぱらDVD等のディスクで鑑賞していた為、近所のレンタルビデオ店(この書き方も古いか―。。)が立て続けに複数店舗つぶれてしまったのも大きいかもしれません。

現時点では、今年に入って、

「こいつぁ傑作だった!」

な映画や小説とは一本も出会っていないのではないでしょうか。

もちろん、部分部分で、

「あそこの芝居は良かった!」

とか

「あのキャラクターは魅力的!」

みたいのはあったのですが。もうちょっと、全体的に、観た後、読んだ後、

『あー終わっちゃったー…』

って少し寂しくなるぐらいの作品と出会いたい。

どうも今年のは

『やっと終わった…』

軽い疲労感を伴いつつ、終わるとホッとしているような印象がございます(^_^;;

左手にかかるページの厚みや表示させたシークバーの進みが惜しくなるぐらいの快作と令和元年の内に出会えたら幸せだなぁ。