俺が血液透析を受けさせて頂いている施設は、隣の患者さんのベッドとの間に何かしらの仕切りがあるワケでもなく、ベッドとベッドの間には中型冷蔵庫ぐらいの透析監視装置が置かれているだけで、ベッドとベッドの間の距離というのも、その中型冷蔵庫の幅ぐらいしかありません。

もちろん、隣のベッドの患者さんの所へ看護師さんなりお医者さまなりがいらっしゃって、何かお話しをされていれば、その内容はほぼ完全に聞き取れてしまいます。

ベッドは各患者に割り当てられており、何かのトラブルでもない限り、常に決まったベッドを使う為、お隣の患者さんも、そのまたお隣の患者さんも、基本的には同じ方。

いわゆるセクシュアルハラスメントとは違うのかもしれないけれど、俺の割りと近くにいる患者さんは

俺からすると性的な発言

が多く、これが個人的に苦手です。

上で「セクシュアルハラスメントとは違う」と書きましたが、昭和の頃ならありがちな軽口とでも申しましょうか、その程度のもので、仕事柄なのか、看護師さん(女性)等はそういったあしらいにも慣れているらしく、適当にスルーするか、或いは一緒にノって会話を楽しんでいるふうでさえもあり、

「セクシュアル」ではあっても「ハラスメント」ではない

と判断しました。

もちろん、むやみに女性看護師さんの身体に触れる、なんてことはなく、せいぜい看護師さんが「今日は冷えるね」と日常的な会話を持ちかけると、「じゃ一緒に布団へ入ろうよ」と冗談めかしておっしゃる程度で、別にしつこいワケでもありませんし、今の世なら褒められた発言でもないのだろうけれど、まぁ冗談で済ませられる範囲だと思います。

とはいえ、どうも余りに頻繁だと小気味悪く感じるもので、直接の対象者である女性看護師さんらがどう思っているのかは知る由もないものの、俺にとっては不快で仕方ありません(+_+)

ツマラナイ男だと思われてしまうでしょうが、その手のシモネタや猥談といったものがとことん苦手で、それこそネタとして笑える内容であったり、単に子供じみた無邪気な下品さであればともかく、隙あらば発せられる

面白いんだか面白くないんだか

みたいなエロ発言に、俺の方が参ってしまいそうです(+_+)

ただ、やはり悪いのは神経質に過ぎる俺の方な気もし、あのぐらいのシモネタであれば男女間のコミュニケーションの場に於いて時にあって良いようにも思え、何だかモヤモヤ。

そもそも、近くのベッドから勝手に聞こえてくるだけで、俺は

件の会話に参加さえしておらず、

それで不快に思うというのもおかしなハナシなワケです(^_^;;

人と人との会話を(いくら勝手に聞こえてくるだけにせよ)盗み聞くようなことをしておいて、それで

「気持ちが悪い」

とは言えないでしょう。それじゃ寧ろ他人の会話に耳をそばだてている俺の方がよほど気持ち悪い(笑)

聞きたくない会話に限って良く聞こえてしまう地獄耳のサガなのでしょうか。

今回は、ブログで鬱憤晴らしをさせて頂きました。

たまには"席替え"してくれないかなぁ(+_+)