お風呂が気持ちの良い季節になりました。ですが自分にとってお風呂の時間は余り快適なソレではありません。
度々書いているように、アトピー性皮膚炎があり、お風呂に入った後、直ちにべたべたとする使用感の悪い軟膏を全身に塗るのも気持ちが良くないのですが、お風呂に長時間浸かっていることが何故か苦手です。
一般的には何分程度湯に入っているのだろう。

自分の場合は肌も弱く、ある特定の石鹸しか使用できませんので、便利な液体石鹸(ボディソープ)は使えません。今でも固形の石鹸を使っています。またシャンプーやコンディショナー、リンスも大量のフケに繋がりますので駄目です。頭髪も体と同じ固形石鹸を使います。顔もそうです。
ですから、新しいシャンプーやボディソープのテレビコマーシャル等を見るに付け、そういったモノを気軽に楽しめる健康な方が羨ましくなります。

体を洗う場合も、「東急ハンズ」に行ったりすると、色々な面白い体を洗う為のタオルやアカスリといったグッズが売られていますが、使えません。皮膚科医の薦めで、石鹸を擦りつけた掌で洗っています。
多分「不潔だな」と思う方もいるのではないでしょうか。実際自分でも汚れが取り切れていない気がして、気持ちが悪いです。
ですからお風呂場は綺麗なモノです。固形石鹸だけが置いてある(笑)

お湯に入ることは気持ちが良いのだけれど、体質なのかすぐにノボせます。「カラスの行水」ではありませんが、恐らく3分も入っていないでしょう。一時期、大規模なスーパー銭湯が流行った時期がありました。当時お付き合いさせて頂いていた女性と何度か行きましたが、意味が分かりませんでした。何であれ程たくさんのお風呂に何十分も入っていられるのでしょう。水風呂で冷やしながらでも無理でした。

なので、男湯と女湯で別れて入って、自分はもうせいぜい15分もすれば出てしまう。彼女の方はまずその時間では出て来ませんから、待つことになります。広間みたいな所でごろごろしたり、特に凝っている場所もないのに有料のマッサージチェアに揉んで貰ったり。
そして彼女が出てくる時間と言えば、余りに長過ぎて、実は中で倒れているんじゃないか、と少し心配になる程で、やっと出てくる具合。

スーパー銭湯では、すっかり横になれる浅いお風呂があったりします。人気なのか、埋まっていることが多い。
そして場合によってはそこで、すっかり眠っている方がいらっしゃる。信じられません。何度か寝てみようと試みましたが、眠る前にノボせてしまう。我慢できない暑さ。眠るどころか気を失いそうになりました。
一度で良いからゆっくり長風呂、してみたいなぁ。