いつだかも書きましたが、元々が引っ込み思案な性格で、病院の看護師さん等にも痛みや苦しみを上手に伝えることが出来ません。

何か強がっているのか、それとも看護師さんの仕事を増やしてしまっては申し訳ないと思っているのか、自分でも何だか良く分からないものの、全く大丈夫ではないのに「大丈夫!」と言ってしまうのです。

妙な気遣いは日常的な生活の中にもあり、コンビニエンスストアの店員さんが忙しそうにしていると、なかなかレジに行けなかったり、少しでもレジに人が並んでいると、おでんや肉まんと言った、店員さんの御手を煩わせるような商品が頼めなくなってしまったりします。

それでいて『人に嫌われたくない』と言う思いも人一倍で、例えば朝、看護師さんが病室のベッドを一つ一つ廻りながら色々と今日の予定に付いて等の話をして行くワケですが、隣のベッドの患者さんには「今日は体を拭きますか?」と訊いたのに、何かの都合で俺には同様の質問をして来なかったりすると、もう『嫌われているに違いない』と。

『雑談に応じてくれる時間が他の患者さんと比べて何となく短い気がする』とか、そんな本当にチョットしたことでも似たようなアリサマです。

そして嫌われていると思い込むと、何とか好かれようとして、もっともっと気を遣うようになってしまう。

緊急に看護師さんを呼び出せるナースコールにしても、『あ…。余計な仕事を増やしてしまったら、もっと嫌われちゃう。。』と押せない。

何か頼みたいことがあっても頼めない。言いたいことがあっても言えない。

考えてみれば逆に可愛くないですよね(^-^;)

下手をするとベッド周りの掃除から食べた後の食器の片付けまで全て自分一人でやってしまう程ですから、元気な人だと見られているのか、日中の様子伺いにも殆ど看護師さんは来られません。

それはそれで別に構わないのですが、一方では、『寂しいなぁ。誰か来てくれないかなぁ』と思っている自分もいたりして。

ヤヤコシイ性格。。。

小さい頃から俺は恥ずかしがりだったし、長くイジメられていたこともあって、そう言ったことは何だか良く分からないまま育ちました。

やはり子供の頃に、ちゃんとした人間関係(?)を構築する練習をして置かないと駄目ですね(+_+)