かねがねがちぶ。

人生踏んだり蹴ったり。

2009年10月

太りたい。

都内にいます。ざっくりと時間が空いたので公園のベンチでお水飲んでます。
今日は暖かいです。落ち葉がスゴい。
今日はハロウィンでしたっけ。相変わらず日本に全く定着しないキリスト教のお祭りです。
日本には海外から取り入れられたイベントが数多いですが、馴染むモノと馴染まないモノがあるのは何故なのだろう。
そういったコトは研究されていないのかな。

ここからはケンタッキーフライドチキンが見えます。たまには食べたい油鶏。どうしよう。1ピースぐらいだったら食べても大丈夫かな。
こんな時間でもお客さんはたくさんいて、スリムなお姉さんも美味しそうに食べてる。
この人達って何で太らないの?
ドコだかのハンバーガーショップがWindows7の発売を記念してハンバーグ7枚を挟んだハンバーガーを売り出したとも聞いた。

それが好評だと言うのだから驚く。余りの量にカロリー計算もままならない。
恐らくは2000kcalを余裕で超えると思われる。
食べてみたいけれど、太るのは怖いなぁ。
その分のカロリーを消費しようと思えば、一日中寝ないで歩き続けても、まだ足りないのではなかろうか。
多分太っていた頃の俺でも流石に躊躇しただろう。
そんなモノ食べても痩せている人は痩せているんだよね…。

腎臓の薬を出して貰っている薬局には、太りたい人の為の高栄養ドリンクが売られている。
そんなモノ誰が買うのよ?とは思うが売られているのだからニーズがあるのだろう。
女優さんのインタビューを見ると「特に何もしていない。好きなモノを食べている」としながらも、スタイルの良い方がいる。
本当だとしたら羨ましい。
「太れない」何て言ってみたいです(>_<)

余りないけれど頑張って探しましょう。

コンビニエンスストアの「サークルKサンクス」は減量に良い商品が数多く、最近ファンになった。
美味しく体にも良いモノをというコンセプトの自社ブランド『THINK BODY』ではルーの油分をカットしたカレーや、マンナンヒカリを使ったおにぎり等があるし、『からだスマイルプロジェクト』ではいずれも200kcal前後で食物繊維入りのパンを提供している。
洋菓子の自社ブランド『CherieDolce』でも、小さなカップケーキや、200kcalもない細長いケーキバーを用意している。

お弁当コーナーにあった1日に必要とされる量の野菜の半分が摂れる『1日1/2の野菜鍋(味噌仕立て)』は348円と少々高価だがかなりの重量感で、ヒアルロン酸配合のジュレまで入ってたったの99kcalだ。
何か物足りない時に食べるのに良い。
食べるつもりはなかったのだがどんなものかとつい衝動買いしてしまった。
しかし本当にずっしり重い。厚生労働省では1日に必要な野菜量を350gと定めているのでその半分となると175g(+スープ)か。

野菜ってやっぱりカロリー低いんだなぁ。こんなにたくさん食べてもたった99kcalって…。
サーロインステーキは大体100gで500kcalだからたった20gで100kcal。
一方で野菜は175gでも99kcal。9倍近い差があるのか。
閑話休題。そんなワケで「サークルKサンクス」はオススメです。まぁカロリーが低いということは、油や糖分をカットしているはずなので、味は保障できませんが、健康志向の方は是非どうぞ。

俺が重大犯罪を犯した場合。

結婚詐欺容疑で逮捕された女性の周囲で男が次々に不審死していた事件の報道合戦が盛り上がっている。
女性や死亡した男性はインターネット上でブログ等を開設しており、マスコミはそこから得た情報を色々と組み合わせてニュースにしているようだ。
ブログに全て真実が書かれているとは限らないのだが、犯罪者や犯罪被害者の日常に直接触れられるツールとして、これからも色々と話題になるかもしれない。

俺の場合、ウェブ上のサービスでは、このブログやTwitter、写真の共有サイトなどを使っているが、もし俺が重大な犯罪を犯した場合、これらはどのように受け取られるのだろうか。
まずマスコミが真っ先に食いつくのは「無職」、「友達がいない」、「病気持ち」といったキーワードだと思われる。
「離人感」に関してはどうか。意外と目新しいキーワードなので面白がって使うかもしれない。
ワケ知り顔の心理学者か何かが出てきて色々と語ってくれそうだ。

Twitterの方では毎晩酒に溺れている様子が描かれているので、酔った上での犯行の場合、そちらも話題となるはずだ。
他にも何かあったかな。
何せこのブログだけで2113も記事があるのだから、何処かに変なことを書いたかもしれない。
留置所の中で、外の情報がどの辺りまで得られるのかは分からないけれど、自分が知らない間にブログの内容がテレビで晒されたりするのはかなり恥ずかしいなぁ。

「第一の副業」と「第二の副業」が謎である点をマスコミの調査能力で徹底的に調査された上、バラされると俺は仕事を同時に二つも失ってしまう。それこそ本当に無職だ。
怖くなってブログやTwitterを止めてもキャッシュはしばらく残っているだろうから、もうどうしようもない。
やはり犯罪には手を染めないほうが良さそうだ。
まぁどの記事が一番マズいかって自分が犯罪を犯した場合を想定して書いているこの記事だよね^^;

離人感と生きる。

先日精神科医に紹介された某大学のカウンセリングルームは完全予約制とのことで、電話をしてみると、その精神科の先生が既に連絡を入れてくれていたらしく、カウンセリングルームの開設時間外の枠で臨床心理の先生が直接診てくれるのだそう。
何だか面倒臭くなってきた。カウンセリングルームの利用料は1時間5000円も掛かるそうで、度々通うことになると厄介だ。
精神科医がサジを投げたということは、投薬ではどうにもならないということなのだろう。

今日も離人感は強く、朝起きた際にはまだ昨夜の酒が残っているのかと思った程だ。
別の自分が囁く言葉が幻聴として聞こえる。異常殺人者は「『人を殺せ』という声が聞こえた」などと供述したりするらしいが、それと似た感じなのかもしれない。
だが外部からの声ではなく、内側からの声であることは理解できている。だから「殺せ」と聞こえたりしても無視することはできるはずだ。
いずれにせよ突然聞こえるので驚いてしまう。

ただこの症状を上手く使うと面白い活用法があることに気付かされる。前にも書いたが、それぞれの味を感じる自分を分けて考えると、人の作った料理のレシピの分析が可能になる。
塩の味を感じる自分、醤油の味を感じる自分、砂糖、みりん、味噌…それぞれを担当する自分に分解できると、その料理に何が使われているのかが分かるのだ。(正確性については不明)
ただしこの場合、何が入っているのかが分かるといっただけで、味の統一ができず、美味しいのかどうかの判断は全く出来ない。

時間はデジタル時計では決して表現できないものだと知る。今の自分は機械式のアナログだ。カチカチと1秒刻みで時間は変化しない。0.1秒でも0.01秒でもなく、もっともっとスムースに時間は流れて行く。
1秒間に無限の自分が生まれて、一瞬前の自分が違う自分だ。そしてその無限の自分の中に、あらゆる意識と価値を持った無限の自分が存在する。
何もかも全身全霊を掛けて肯定することなどできないのだ。そんなことができるとすれば、それは優れた宗教者ぐらいだろう。

例えばあるタレントさんをテレビで見る。そのタレントさんに対して持つ意識。好きな自分もいれば、嫌いな自分もいる。お金を持っていて羨ましい、楽して稼ぎやがって腹が立つ。楽しいお話がたくさんできてスゴい、どうせネタだろう嘘吐きめ。顔が可愛い、でも髪型が変だ。モテそう、だが結婚はできないだろうな。好感が持てるね、ヒヨってんじゃねぇよ。。
こういった自己矛盾というか、アンビバレントな感情は異常なことなのだろうか。離人感を得てから強く感じるようになったが、この自己矛盾は以前からずっと抱いていた気がする。

「あの人は本当はどう思っているのだろう」という疑問は無意味だ。その点においては何もかもが本当で、何もかもが嘘になる。
他の人の持つあらゆる要素が自分の中にある気がする。第一の副業で人と会う時に、その人と似た要素を持つ自分を取り出し合成すると、その人の考えていることがとてもよく理解できることがある。価値観の統一も比較的容易だ。
人が変わって優しい雰囲気になったと言われる所以は、そういった点にあるのかもしれない。

ある精神科医との会話…2。

「例えば普段大人しい人が突然怒り出すのは、一時的にタカ派の野党がたまたま政権を握ってしまったような状態で、普段の大人しい人格が消えてしまったワケではない。同時に大人しいハト派政権である時期にもタカ派の野党は目立たないだけで間違いなく存在する。
結局人間にはほとんどの事柄が内包されていて、全てにおいて真実で、全てにおいてデタラメだ。特に自分の感情に関しては幾らだって嘘を吐けると思うのです」
「なるほど」
「本当にその国の内情を知るには、その国の多くの人間と触れ合う必要があります。その国の代表者だけを見てもその国を知ったことにはならない。人に関しても同じことが言える気がします」
「なるほど」

「国の場合はその国へ出かけるなり、その国の人とメールのヤリトリなどをすれば良いのでしょうが、人間の場合そうはいかない。どうやって中に入り込むことができるでしょう?」
「難しいでしょうね」
「話を戻せば、今の私はあくまで私の代表に過ぎず、私の中には様々な価値観と考え方を持った自分が同時に多く存在する。しかしながら彼ら少数派が突然大統領に選ばれることは起こり得ない。先程申し上げた『出したり引っ込めたり』というのはあくまで私の内部で起こる変化で、突然別人格が私の代表と成り代わって振る舞うことはないのです」
「複雑ですね」
「はい。自分でもワケが分かりません」

「考え方としては非常に理路整然としていて興味深いのですが、何が苦しいのでしょう?」
「自分一人を語るのにいちいち社会だ大統領だ代表だと持ち出してくることがおかしいと思うのです。自分が自分として統一した一固体である約束が欲しい。一人の人間として生きている実感を得たいのです」
「そうですか…」
「それからそういった別の自分の声が幻聴として聞こえることがあります」
「幻聴もあるのですか?」
「先日は、街を歩いていて、自分自身に会いました」
「自分と会った?」
「あれは私だったと思います。幻覚ですね」

「他にも何かありますか?」
「時間毎の自分もバラバラなので、記憶障害があります。朝食を食べた自分は昼食を食べる頃にはもういなくなっているので、その時の記憶が抜け落ちることがあります。ヒドい時には今口の中で咀嚼している食品が何であったかも忘れます」
「何故でしょう?」
「箸で口に運んだ自分と、噛んでいる自分が別だからです」
「そんなに細かくバラバラなのですか?」
「甘みを感じる自分、塩気を感じる自分、カラさを感じる自分…全てがいる場合もあります。その場合異常に味覚が鋭敏になり、かなり正確な調味料の調合を知ることも可能です」

以降は主に俺の幼少期の話をした。
結局、何も薬は処方されず、ある大学のカウンセリングルームへ行くよう薦められる。
紹介状を書いてもらったのだが、封がしてあり、内容が分からない。何が書いてあるのだろう。
そこにいる臨床心理の先生ならチカラになってくれるだろうと言う。
病名を聞いたが、はっきりと離人症とは言わず、判断できないとのことだった。(ただ俺がいつも抱いている感じはやはり離人症のそれと近いのだそうだ)
またタライ回しですよ。困ったな…。

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プロフィール

nanny

恥ずかしがりで寂しがり。

Iga腎症、アトピー性皮膚炎等、様々な病気と付き合っており、現在は血液透析(週に3回 1回4時間)を受けている元腹膜透析(CAPD)患者です。

糖尿病がありましたが、40kg以上の減量に成功し、現在は寛解しています。

2009年7月3日に原因不明の卒倒をして以来、離人感を抱くようになりました。

ブログでは日々思った色々なことに就いて書いています。

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