少年らは24時間営業のスーパーマーケットを狙って、店員の減る深夜の時間帯を中心に、供述に拠れば数十回の万引きを繰り返していたとか。
いずれも容疑は認めているものの、「万引き程度で逮捕されるなんて納得がいかない」、「捕まっても親が弁償すれば済むと思っていた」等と語り、逮捕に多少の不服の意を抱いているようだ。
しかし盗んだ物に可愛気がない。鍵の掛かったショーケースに収められていた煙草約90箱(計約27000円相当)をゴッソリと奪っている。
「万引き」と言うと、「普通に陳列されている商品をレジを通さずに持ち帰る」イメージがある。「施錠されたショーケースを破壊して中の商品を盗み取る」のは、寧ろ宝石店強盗か何かだ。
彼らも「万引き程度で…」と言っているようだが、まず「万引き」と言う言葉自体も悪いのではなかろうか。
最終的に窃盗容疑での逮捕となるワケだから、それは窃盗である。
「万引き犯」=「泥棒」だ。
ライトな印象があるのかも知れないけれど、実際に相当な被害に遭われて泣く泣く閉店に追い込まれるケースもあるらしい。
決して軽い犯罪ではない。
勿論、逮捕されて有罪となれば「前科持ち」である。
もう一度書く。
「万引き犯」は「泥棒」です!