かねがねがちぶ。

人生踏んだり蹴ったり。

2014年10月

血圧脈波検査。

今日も血液透析を受けて来たのですが、透析前にロビーでぼけぼけと待機(あらゆる事柄に関して遅刻恐怖症でもある為、同じ時間に血液透析を受ける患者の中でも最速で施設に入ってはロビー(待合室)で読書をしたり寛いでる)していると、突然

「時間があるなら検査をしましょう」

と告げられ、血圧脈波検査なる検査を受けて来ました。動脈硬化などのリスクを測る、良く耳にする言葉を用いれば、いわゆる"血管年齢"の検査みたいです。

本来であれば両腕両足に血圧計のような物、両手首に脈拍を見る(?)大きな洗濯バサミ状のクリップ、更に心電図を録る時のような一つの電極(?)を胸に貼り付けて検査するのでしょう。

自分の場合、血液透析をする際に用いるシャントが左手にあり、こちらの腕は強く締め付けたりしてはならない為、左腕の血圧計みたいな物だけは巻きませんでした。

しばらく大人しく寝転がっていれば、すぐに結果が出ます。

血圧脈波

どどん。

どうだい。動脈の硬さ、驚きの20代前半!左に至っては20歳未満!

(別に何の努力をしているワケでもないのだけれど)ちょっと嬉しかったので自慢しに来ました(笑)

血管は血液透析にも用いる大事な物なので、大切にしたいと思います(^_^)/

やはり都会は充実していた。

何となく気になって、他の血液透析患者さんのブログや、血液透析が受けられる病院が開設しているウェブページ等をブラブラと眺めていました。

俺が通っている施設の患者さんも仰っていたことなのですが、どうやら俺が利用している血液透析施設は、どちらかと言えば患者に厳しい(?)施設みたいです。

確かに血液透析間に増えてしまう体重に関しても細かいと言うか、ぶっちゃけ少しウルサいような…(^_^;;)

100g単位で前回より増えていることを指摘されるケースも多々ありますし。(その日に担当して下さるスタッフさんによっては違う)

また、血液透析の機械と繋がっている間は、即ち健康な腎臓があるのと似た状態にある為、血液透析を受けている時間に限っては、自分で好きなドリンクを持ち込んだりして、幾らか自由に飲んで良い施設もあるみたいです。(これは羨ましい!)

ウチの施設では全くNGな行為。一応、製氷機が透析室には備えられており、持参したカップなりに氷を入れ、どうしても喉がイガイガしたり渇いてしまった際には氷を舐めることぐらいは不可能ではありませんが、その分(水分)を余計に引いて下さるワケではないので、例えばDWが60.0kgで、そこまで引くつもりで血液透析に臨んだとしても、100g(0.1kg)の氷を食べてしまったら、最終的には60.1kgとなり、その分は次回の透析へ持ち越し(次の透析までの間のどこかで100g分の何かを我慢しなければならない)となります。

当然と言うか、上に挙げたような「透析中の飲み物が許容されている施設」では、飲み物の分も余計に引いて頂けて、仮に500ml(500g)の飲み物を透析中に摂ったとしても、終了時にはちゃんとDWになるよう調整して下さるのだと思います。

また俺が通っている施設では、透析弁当(有料)を頼むことができます。透析中に食事ができるのです。もちろんお弁当にも重量はありますから、400gの弁当を食べたら帰りの体重は基本となる体重(DW)プラス400gとなるハズです。

ところが、そのお弁当の分は何故か引いて貰えます。400gのお弁当を食べてもDWで帰れるワケです。

ここも不思議で、「だったらウチに帰ってすぐ食事をするのだし透析弁当を食べて帰るのと一緒じゃないか。ウチに帰って弁当と同じ400g分の食事を摂るからその分余計に引いて帰りたい」と申し出ても却下されます。

長く人工透析生活を続けている患者さんだと、幾つかの施設を様々な事情で替わっている方もあり、そのような方に伺っても「この施設はウルサい方だよ」と仰います。

もちろん豪胆な患者さんもあって、それなり好きに食べたり飲んだりして、だいぶ体重をオーバーさせて来る方もいらっしゃいますが。(透析の度にスタッフさんから小言を言われるそう)

俺の場合、元来(対人関係に於いて)臆病な性格と言うのもありますし、良くなりつつあるとは言え女性に対し強い恐怖を覚える部分もあり(皆さんのイメージ通りだとは思うけれどスタッフさんは圧倒的に女性が多い)、ちょっとでも体重のことで注意されてしまうと、情けないことにヘナヘナと怯えてしまって、もう飲食することさえ恐ろしく、苦痛さえ感じるようになってしまうのです。

何度かそれとなくそのようなこと(女性恐怖のこと)は訴えたものの、怖いからこそ強がって(?)表面上だけは女性に対しても何でもないように振る舞ってしまう癖が付いてしまっているせいか、冗談だと思われ取り合って頂けませんでした。

確かに血液検査の結果も良好で、慣れてしまえば週に三食の生活もそこまで苦ではないとは言え、それでもたまには息抜きがしたかったりするのも事実と言えば事実。

ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、まぁその辺は大丈夫です。

それよりも、「施設によって色々である」と言う点がちょっと驚き。医療行為ですし、様々な指導も含め、大体どこも同じようなものだと思っていましたから。

確かに上で述べたように俺がお世話になっている施設では透析弁当が有料だけれど、無料の施設があったり、例えば送迎用のクルマがあったりなかったり、またその送迎に関しても有料だったり無料だったり、細かいサービスに関しても様々みたいです。

都会の方では複数の透析施設が近くにあり、どこに通おうか選べるケースもあれば、少し離れた町に一軒しか透析を受けられる病院がなく、選ぶも何も通院するだけで大変な思いをされている方もあると聞きます。

そうなると人工透析生活も運なのかなぁ。

いずれにせよ、割りと近所で人工透析を受けられて、生かして頂けるだけでも感謝です。

レントゲン撮影の結果。

毎月恒例!血液透析施設での胸部レントゲン撮影の結果!

見事に太っておりましたー(^_^)♪

もう現在の日本ではほぼ完全に「太る=悪」みたいな図式が成り立ってしまっているので、ややもすればイヤミな書き方に見えたかも知れませんが、時に痩せがちな病人ともなると、ガリガリに痩せてしまうよりは肉を付けて幾らかでも健康的に見せたいと願ったりするもので(+_+)

自分も太っている頃は想像できないことでしたが。。

とりあえず心胸比が元通りに下がって体重(DW)は53kgを維持することに。

ね。俺の身長が168.5cm(チビって言わないで!)で体重53kgですから、ちょっと男としては細過ぎるぐらいでしょ。女性ならともかく。

ぶっちゃけ、単に見た目だけであれば太っている(98kgあった)頃の方が異性からもモテましたよ。チカラ(単純な腕力)もありましたし、多少なり頼り甲斐もあったのでしょう。事実、恋人がいた時期もあったぐらいですから。

それが痩せてからはカラッキシ。見るからに頼りなく、当然と言うかチカラもない。腕力だけ見れば大袈裟でなく女性並みです。(男女差別的な書き方に思えたらごめんなさい)

動いたと思えばたちまちへとへとはーはー。もう生物として弱い(^_^;;) 確かに人工透析のお世話にならなければ生きることさえママナラナイ身ではありますが。

いずれにせよ体重を落とされることがなくて良かった。。

太る為に採った方法としては、とにかくカロリーが高く重量の軽い(水分が少なそうな)物を多く食べるようにしました。

もちろん、腎臓が悪いとあっては、余り無茶な物も食べられませんから、具体的に書いてしまえば、普段のいわゆる透析食に加え、『スニッカーズ』のような甘く(塩分が少なく)脂質を含んだお菓子も食べるようにしていました。

『スニッカーズ(ピーナッツ シングル)』であれば51gで247kcalも摂取できます。

白いごはんお茶碗に軽く一杯(約150g)分のカロリーを51gで摂れると言うことです。しかも、その内の22%は脂質!

まぁ一般的なイメージからして太り易いお菓子だと思います。同じ商品かどうかは分かりませんが、ハリウッド映画なんかを観ていても太った少年が似たようなチョコレートバーを好んで食べているシーンが散見できますし(笑)

食事に度に『スニッカーズ』。体重に余裕があれば(ちょっとヤヤコシイですよね…。血液透析患者の場合、血液透析と血液透析の間に増やしても大きな問題にはならないとされるおおよその体重が決まっています)たまに2本。3本は…太る太らない以前に別の病気になりそうだからやめました(^_^;;)

上で述べた通りのカロリーなので、カロリーだけで考えれば、常にごはん一杯おかわりしていたのと一緒。

それを約1ヶ月。実際は週に三度しか食事をしていませんから、そこまで大量に食べまくった…と言う程でもないとは思うけれど。

当然ながら他にもなるべく痩せないよう、なるべく太るよう、工夫はしたつもりです。でも最も大きな変化は『スニッカーズ』だったんじゃないかなぁ。

おかげで体重の維持が叶いました(^_^)v

それでも『スニッカーズ』でどれだけ太ったのか?と問われれば、精々何百グラム単位なのでしょうが。

それでも減量時とは真逆で、その高々何百グラムが今の俺にとっては大きいのです。

本当は脂肪じゃなくて筋肉で増量できればベストなんだけれどなー(+_+) ←運動嫌い。

台風のこと。

さっきの記事の続きみたいになってしまいますが、気になって台風の強さ等について調べてみました。気象庁では以下のように定めているようです。

強い台風…最大風速33m/s以上〜44m/s未満

非常に強い台風…最大風速44m/s以上〜54m/s未満

猛烈な台風…最大風速54m/s以上


この風速X m/sってのも秒速で分かり難いですね。今の日本だと一般的に速度は時速(X km/h)で勘定することが多いですから。変換すると

強い台風…最大風速118.8km/h以上〜158.4km/h未満

非常に強い台風…最大風速158.4km/h以上〜194.4km/h未満

猛烈な台風…最大風速194.4km/h以上


これであってるかな?結構スゴいんですね。台風…。最も下のクラスである「強い台風」でも風の速度は時速にして120km近く。時速120kmで走る電車の窓から身を乗り出すことに相当する風です。怖い。

また台風の大きさに関して言えば、風速15m/s以上の強い風の吹いている(或いは吹く可能性がある)強風域の半径が

大型の台風…500km以上〜800km未満

超大型の台風…800km以上

と言う基準らしい。もう超大型の台風ともなれば本州をスッポリ覆っちゃう大きさ。怖い。

いずれにしても上が気象庁の定めた台風の強さと大きさですから、

弱くて小型の台風

なんてのは存在しないワケです。最弱最小でも

強くて大型の台風

になる。

俺が子供の頃(?)はそれこそ「小型で弱い台風」なんてのがあったような気もするんですが、一方で「そのような表現は油断を招く」として表現を改めた…なんて話も聞いたことがあるような。

それにしても始めは良いけれど、聞いている方もその内に慣れて来ちゃって

「あー。また猛烈な台風?大丈夫大丈夫。前の猛烈も大したことなかったから」

なんて"オオカミ少年"になってしまいそうな気が…。

いずれにしても用心に越したことはありません。

台風が来る度に大なり小なり何かしらの被害はどこかで出ているワケですから。

明日は我が身。

くわばら、くわばら。

〜追記〜

風速X m/sが分かり難いと書きましたが

X m/sに4を掛けるとおおよその時速(X km/h)が求められる

そうです。覚えておくと便利かも。

謙虚に。

先週に引き続き、またも台風の恐怖…(+_+)

現在の予報では月曜日の午後辺りからが危ない(関東地方の場合)ようで、血液透析からの帰りはともかく行きは大丈夫かなぁ?と。

テレビ等の天気予報は天気予報で「厳重に警戒して下さい」なんて脅かすようなことばかり言いますが、結局は前回の台風も(少なくとも俺の周辺では)そこまで大したことがなく。

もっとも相手が自然ですから、幾らか大袈裟に注意するぐらいがちょうど良いのでしょうし、天気を予報する側にとっても難しいことだと思います。

「まぁ大したことはないと思います」とか言って何かの被害が出てしまったら大変ですもんね。

情報の受け取り手と言うのも勝手なもので、どっちにしてもハズしたらハズしたで文句を言う。

「おっかないこと言うから出掛けるのをやめたのに何ともなかったじゃないか!」

みたいなこともあれば、

「別に平気だって言うから何の対策もしないでいたらヒドい目に遭ったぞ!」

みたいなことも。

この頃は異常気象続きで何が平年並で何が異常なのかすら良く分からないような状態も続いていますし、完璧に予想しろったって無理なハナシ。

台風以外のことだってそう。なかなか自然は人間の思う通りには動いてくれません。

モンスターナントカじゃないけれど、ちょっと人間全体がワガママ(傲慢)になり過ぎているのかなぁ。

何にせよ一種の戒めと受け取って、畏れを知らなければならないのかも。

まだまだ…と言うか、永遠にちっぽけですよ。人間なんて。

「家賃タダで地球に住まわせてもらっている」

そのぐらいに思っておかないと駄目なのかもしれません。

そう考えると、ありがたいことですね(笑)
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プロフィール

nanny

恥ずかしがりで寂しがり。

Iga腎症、アトピー性皮膚炎等、様々な病気と付き合っており、現在は血液透析(週に3回 1回4時間)を受けている元腹膜透析(CAPD)患者です。

糖尿病がありましたが、40kg以上の減量に成功し、現在は寛解しています。

2009年7月3日に原因不明の卒倒をして以来、離人感を抱くようになりました。

ブログでは日々思った色々なことに就いて書いています。

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