血液透析を受けています。
この施設では、血液透析中の携帯電話使用が許可されています。
今日は血液透析が始まるなりストンと眠りに落ち、そのままグースカ眠り続け、覚醒する間際、
『…ずいぶんとゆっくり寝ちまったな。まさか、血液透析が終わっても起こされない、なんてことはないだろうから、そろそろ終わる頃の時間だろうか?それにしても長い眠りだった…』
とまで感じたものの、起きてみれば血液透析終了までたっぷり1時間以上もあるではありませんか。
子供の頃から現在に至るまで、たま〜にある、
『自認している睡眠時間と、現実の睡眠時間との甚大な差』
って何なんでしょうね。
ほんの30分のつもりで居眠りして、そのまま"爆睡"し(たような気になり)、ハッ!と目覚めたら、寝ていたのは高々20分ばかりだった…
みたいな。ちょっと得したような、損したような。
俺だけかも知れませんが、夢の世界で何年も過ごしてしまうケースだってあるぐらいです。
もちろん、たった一晩の眠りの内に。
ところで、透析室では女性看護師さんを始め、多くの女性が活躍されています。
同じ透析患者さんたちは、40歳の俺から見ても
遥かに年上
な方が多く感じられる一方、女性スタッフの皆さん方の中には、俺と同じぐらいの世代の方や、年下の若いお嬢さんのように見える方まで、大勢いらっしゃいます。
血液透析の開始時や終了時、或いは回診の際など、ほんの僅かな時間、お話しさせて頂くだけで、
何か楽しいなぁ
とか
わーい♪今日はこの看護師さんが担当だー(^_^)
などと、図らずも思ってしまうことがあったりして、"恋"なんて大袈裟なモノではないにせよ、ささやかなトキメキを得ることがあります。
我ながら書いててキモいなぁ!(笑)
何だよ!「ささやかなトキメキ」って!(恥)
…うん。でも、まぁ、それがおじさんの事実なんだ。。
あ。くれぐれも、
一つのバツすらない独身
なんで!
とはいえ、ここは単なる医療施設。妙な噂が立ってしまっても良くないですし、スタッフさんの方だって俺を恐らくは一人の患者としか見ておらず、第一、単に俺が知らないというだけで、旦那さんや恋人のある方が大多数だと想像します。
患者がシタゴコロ丸出しで
「ご結婚は…?」
なんて訊きにくいですよ。そもそも、おかしなシタゴコロを自覚している時点で何かが間違っている(^_^;)タブン
心の底から、結婚に関しては諦めています。
俺では、誰一人として、幸福にできません。
むしろ何かで多大な苦労を掛けてしまうことでしょう。
そんな状況で、せっかく好きになった方の幸福を願うのであれば、こちらから全速力で離れるべきだとも思っています。
それでも、ドキドキするような相手と博物館へ行って小さな声と小さな動きでイチャイチャしたり、映画を観終わった後で相手の意見を否定するワケでも肯定するワケでもなしダラダラと優しく感想を述べ合ったり、
そんな
ささやかなトキメキの時
を過ごしたいと思ってしまうのでした。
幼稚で気味が悪いおじさんでゴメンなぁ。
こんなこと言ってたら警察からマークされちゃうレベルのキモさだよ(^_^;)
それは分かってるのだけれど、
それが
今のおじさんの本音
なのです(+_+)ドーシヨーモナイ
まぁ、あくまで願望だけね。
ただの"夢"だよ。