時分は写真より文章!という人間なので、てか、写真が下手なので、せっかく(発売当初の製品の中にあっては)性能が良いと評判だった『iPhone7』のカメラも滅多に使うことがありません。
何か良い景色を認めても、写真より文章に残してしまうことが多いのです。
たまに東久留米界隈を歩いていると、河原や公園でノートを広げるおじさんの姿を見ることがあると思います。
しばらく遠くを眺めては、視線をノートに下ろし筆を動かしている。
『写生でもしているのかな。何を描いているのだろう』
気になって、おじさんの肩越しにノートを覗き込むと、おじさんは神経質そうな細かい文字をノートに書いている。
まぁ、俺なんだけれど(笑)
景色を文字に起こしているワケです。絵は描けませんから。文字でもって、写生する。
「今日は川の流れが白く輝いている。薄く長い雲が引いて、ガスめいているのか、空も真っ青という程ではなく、霞んでいた。遅い風が渡っている。トンボのホバリング。セミの声。少し肌がノートの紙に貼り付いた。肌が湿っているらしい。果たしてこれは俺の汗なのだろうか。それとも蒸着した夏の終わりの湿気なのだろうか。遠く、ヘリコプターが飛んで行く。低いエンジン音が腹に響いた」
簡単には、こんな感じ。これを、もっともっと細かく。もしも可能なら、その文章を読んだ方の中に、俺が見たのと同じ風景が(その空気感を伴って)再現できれば理想的です。もっとも、そんな優れた文章は、俺には一生無理でしょうが。
ともあれ。
そんな昔に撮られた写真でもないハズです。撮った場所に見覚えはあり、その位置等から考えると、夕方、もしかすると血液透析からの帰りに撮ったものかもしれません。
恐らく離人感でボケボケとする意識の中で撮られた写真かと存じます。
やはり写真が下手らしく、何を撮りたくて撮ったものやら、その目的すら曖昧です(^_^;;
そう、写真にしろ文章にしろ、最も何が大事かって、
何の為に残したのか?
という点でしょう。
その中心となるべき被写体は何なのか、最も伝えたい要点はどこなのか。
この写真からでは、その辺りも判然と致しません。
なるほど、写真が下手なワケが少し分かったような気がしました。
後から見た時に何を残したかったのかが曖昧で分かりにくいのです。
その学びは文章にも活かせましょう。
主題と要点。
そこを受け取り手へ適切に伝えられないことには、言葉も文章も無意味です。
写真や絵の上手な方は、その主題や要点を一枚の作品の中へ巧みに落とし込むのだと思います。
例えば「秋」という漠然とした概念を、全て一つのフレームの中へ織り込む。
…。
俺には、無理だ(笑)
こんな冗長な記事を書いている時点で、俺の文章もカラッペタです。
何か良い景色を認めても、写真より文章に残してしまうことが多いのです。
たまに東久留米界隈を歩いていると、河原や公園でノートを広げるおじさんの姿を見ることがあると思います。
しばらく遠くを眺めては、視線をノートに下ろし筆を動かしている。
『写生でもしているのかな。何を描いているのだろう』
気になって、おじさんの肩越しにノートを覗き込むと、おじさんは神経質そうな細かい文字をノートに書いている。
まぁ、俺なんだけれど(笑)
景色を文字に起こしているワケです。絵は描けませんから。文字でもって、写生する。
「今日は川の流れが白く輝いている。薄く長い雲が引いて、ガスめいているのか、空も真っ青という程ではなく、霞んでいた。遅い風が渡っている。トンボのホバリング。セミの声。少し肌がノートの紙に貼り付いた。肌が湿っているらしい。果たしてこれは俺の汗なのだろうか。それとも蒸着した夏の終わりの湿気なのだろうか。遠く、ヘリコプターが飛んで行く。低いエンジン音が腹に響いた」
簡単には、こんな感じ。これを、もっともっと細かく。もしも可能なら、その文章を読んだ方の中に、俺が見たのと同じ風景が(その空気感を伴って)再現できれば理想的です。もっとも、そんな優れた文章は、俺には一生無理でしょうが。
ともあれ。
何となく、『iPhone7』にカメラロール(写真が収められている場所)を開くと、いつに撮ったものやら写真が残されておりました。
そんな昔に撮られた写真でもないハズです。撮った場所に見覚えはあり、その位置等から考えると、夕方、もしかすると血液透析からの帰りに撮ったものかもしれません。
恐らく離人感でボケボケとする意識の中で撮られた写真かと存じます。
やはり写真が下手らしく、何を撮りたくて撮ったものやら、その目的すら曖昧です(^_^;;
そう、写真にしろ文章にしろ、最も何が大事かって、
何の為に残したのか?
という点でしょう。
その中心となるべき被写体は何なのか、最も伝えたい要点はどこなのか。
この写真からでは、その辺りも判然と致しません。
なるほど、写真が下手なワケが少し分かったような気がしました。
後から見た時に何を残したかったのかが曖昧で分かりにくいのです。
その学びは文章にも活かせましょう。
主題と要点。
そこを受け取り手へ適切に伝えられないことには、言葉も文章も無意味です。
写真や絵の上手な方は、その主題や要点を一枚の作品の中へ巧みに落とし込むのだと思います。
例えば「秋」という漠然とした概念を、全て一つのフレームの中へ織り込む。
…。
俺には、無理だ(笑)
こんな冗長な記事を書いている時点で、俺の文章もカラッペタです。
好きなのに上手くなれないというのも、ツラいものがございます。
もっと勉強しなければ。