買い物へ行って来ました。

ごく普通の、日常的な買い物です。

とはいえ年末。どうにも慌ただしく、スーパーマーケットでは売られている物も平時とはビミョーに異なり、お正月モードな印象でした。

今時は元日から開けているお店も多くありますし、年末だからといって特別な買い出しをする必要もないとは思うのだけれど、それでも年始は年始でゆっくり過ごしたい方もあって、例えば三が日なら三が日、買い物へ出る必要がないような態勢を整えておきたくなる心理でも働くのでしょうか。

それにしたって、あんなにたくさんのカマボコ(金太郎飴の如く、切ったら断面に「寿」の文字が浮かぶお正月バージョン)を買って食べ切れるのかと…。

とにかく大量購入のお客さんが大変に多く、買い物カートに商品が満載。三品四品ちょっとした物を買いたいだけの俺にとっては、レジの行列を見るだけでいささか気が滅入ります。店員さんの声も聞こえて来るのですが、

「お会計、2万8千〜円になりまーす」

なんて、滅多にスーパーマーケットでは聞けないような金額もチラホラ。

まぁ、景気が良さそうで何よりです。

おじさんが子供の頃(30年ぐらい前)は、お正月(三が日)ともなれば大袈裟でも何でもなく町中のお店がシャッターを下ろし、厳かかつ晴れやかであると同時に、何だか少しうら寂しいようなお正月を過ごしていたことを良く覚えています。

それらが何だか非日常的で、独特の"お正月らしさ"にも繋がっていたのだろうけれども。

直前にはクリスマスがあったりも致しますから、そんなお正月休みのスーパーマーケットの近くを通り掛かったりすると、意外や駐車場には人の姿があって、クリスマスでサンタさんから頂いたのでしょうピカピカのラジコンカーが走り回っていたり、凧揚げに興じる親子連れの姿があったり。

そんなお正月の光景がありましたよ。(厳密には違法なんでしょうね。いくら屋外の駐車場とはいえ閉店時の敷地に立ち入るってのは。ただ、そんな程度のことなら見逃す風土もあったのです)

何だか最近はやたらと昔話をするようになった気が致します。ブログではそうでもないかな?

人と会えば「おじさんが若い頃はね…」とか、「昭和の終わり頃なんだけど…」とか。

俺も歳だなぁ…。

単なる昔話なら別に構わないにしても、せめてクチうるさい爺さんにだけはならないように気を付けるよ(>_<)