第一の副業(お客さん相手の商い。詳細に関しては内緒とさせて頂いております)のお客さんと実務前の簡単な打ち合わせを兼ねた雑談をしていたトコロ、不運にも昨日、お財布をなくされたのだとか。

申しあげるまでもなく、ほうぼう手を尽くして探してはみたものの、未だ発見には至らないそうで。

気の毒だなぁと思いました。素直に。できることなら、今回の代金に関しては割引きにして差しあげられたらなぁ、なんて。

……

俺の考え一つで勝手に料金を変えようものなら意地汚いパートナーから何をされるか分かったものではない。

……

ところで皆さん、ちょっとご自身が財布や貴重品をなくしてしまった際のことを思い出してみて下さい。

誰しも一度や二度の経験はおありなのではないでしょうか。

それも大人になってから…ではなく、幼い頃や学生さんの時分に。

当然のように親にも知れるトコロとなり、俺の家庭がちょっぴり異常だったのか、

「何で大事にしておかないの!」

オオメダマを食らったりして(^_^;)

財布を投げて遊んでいたら飛んでっちゃったとかなら分かりますよ。叱られるのも。

でも、こっちだってなくしたくてなくしたワケじゃありません。不注意はあったにせよ、誰より財布の持ち主である自分が一番悲しいし、情けないし、悔しくもあるし。

そこで怒る?(笑)

だから臨時の小遣いを出してやろうとか特別な救済措置はないにしても、ちょっとぐらい気の毒がってくれたって良いじゃないですか!

何かの事情で

一時的に親から預かっているお金や、学校へ提出するお金……物語でも頻繁にトラブルの素として扱われる「給食費」であるとか……をなくしたってんなら、まぁ仕方ないでしょうよ。

とはいえ、なくしたのが自分の財布で怒られるってのは…。

「今度からちゃんと気をつけなさい」

なんて甘い言い方じゃなく、

「だからオマエはダメなんだ!」

レベルの、ほとんど人格否定に近い罵詈を我が家では浴びせられておりました(+_+)

いや、本当、今なら大事な財布をなくしてしまったショックも相まって、そこを更に責められたら泣いてしまうかもしれません。

泣きっ面に蜂。

踏んだり蹴ったり。

傷口に塩。

どうでしょう。皆さんにはそんな経験ございませんか。

そう考えると、俺ってガキの頃の方がメンタル強かったのかなぁ。

何かだいぶ理不尽な理由でしょっちゅう怒鳴りつけられていた記憶が…(^_^;)

やっぱり今なら泣いちゃうかも(笑)

不注意があった点は否めないにしても、大事な品をなくされてしまったお子さんには、どうか優しく接して頂きたいと存じます。

それが他人やお友達だったら、気の毒には思うことはあっても、さすがに「あんたがマヌケだからだよ」と責めはしないでしょう?

お子さんもお子さんで、少なからぬショックを受けているに違いありません。

いささか愛情不足な環境で育ったおじさんからのお願いです。