1月の20日から大寒に入りまして今日が既に23日。

今の日々の過ぎる勢いを考えると、もうまたたく間に立春(2月4日)を迎えそうな気がいたします。

今の時分、冬の中にあって最も寒さの厳しいですから、もちろん寒いには寒いのだけれど、日中には日差しをぽかぽかと感じる日まであって、すっかり寒さに弱くなった俺からすれば

『助かるなぁ』

とは思う反面、

『冬でこれはないだろう』

と感じている自分もいる事実。

東京では先週の土曜日にパラパラと雪の降った程度で、今シーズンに積もるほどの雪は未だ見られず、このまま春まで一度の積雪もなければ、この43年に及ぶ人生の中でも珍事といえるのではないでしょうか。

そういえば、今年はどこかしらに薄氷が張るのさえ見ておりません。

一方では、このまま立春となり、春だ春だと浮かれる頃になって、唐突な大雪に見舞われ難儀する予感もしております。

温暖な冬に楽はさせていただいているものの、今後の農作物への影響等を考えると、不安にも駆られるのでした。

冬の寒さが足りなくて、春になって桜の花の付きが悪くなるとか、そのようなことはないのでしょうか。

たとえそれが厳しいものであったとしても、やはり冬は冬らしく、夏は夏らしくあってほしいと思う今日この頃です。