ある特定の乳酸菌食品

断って以来、体調は良好ながら、食事のたびになにやら今までに体感したことのない妙な感じがあります。

揚げ物や脂肪のついたお肉が大好きなのですが、食べるとどうも体が受けつけなくて、食材となってくださった命たちには申し訳ないのだけれど、あまりおいしくいただけない。

なんだろなぁなんだろなぁ

と思っていたところ、あるテレビコマーシャルから流れてきた言葉にハッとしました。

「胃もたれ」

正直、そもそも暴力的な食いしん坊である俺は、

胃もたれ

がなんだか理解できていなかったと思います。

食べすぎて気持ち悪くなるのはわかる。

詰め込みすぎておなかが痛くなるのもわかる。

ただ、胃もたれとはなんぞや?

と。

「歳のせいか最近トンカツが食えなくなってね」

「歳をとるとさっぱりしたものがありがたいよ」

なんとなく、今まで生きてきて何度も何度も耳にした、おじさんやおばさんたちのそんなぼやき。

それ

なのかもしれません。

暴力的な食いしん坊、異常食欲者を自認する俺にも年波はかかってまいります。

件の乳酸菌食品を抜いたことで、明確に体調は良くなったわけですが、原因はそれだけに限らなかったようです。

確かに今、

「溶けた脂のしたたる300gビーフステーキを食べたいか?」

と問われれば、欲情に任せて「食べたい!」と即答する自身がいる裏で、『でも食べきれるかなぁ…そんなにいらないよ…』と冷静に考えてしまう自分がいる。

もう若くねぇもんなぁ…。

季節柄か、ジャンボ海老フライより、おかかと刻みネギをたっぷり乗せた冷や奴の方が蠱惑的に感じられる日もある今日この頃です。