梅雨ですね。

比較的規模の大きい店舗では、雨に濡れた傘にかぶせる使い捨ての細長い袋を用意してあるところもございます。

あれってもったいなくありませんか。

だいたい、袋がセットしてある器具にはゴミ箱も併設してあって、入店する方は袋を取って傘を入れる、退店する方は同じ器具にあるゴミ箱に袋を捨てる、を繰り返しています。

袋は濡れた傘からしずくが落ちたりしないようにするためだけの物でしょうから、使用後は決して清潔とはいえないまでも、まさかそこに食品を入れるハズもなく、

……しかし改めて考えてみると長ネギを入れるのにちょうどいい袋であるような気もしてきた……

あくまで傘専用。そこまでの清潔が求められる物でもないように感じられて仕方ありません。

そこで俺は、だいたい新品の袋は取り出さず、ゴミ箱につっこんである使い古しの袋をてきとうにつまみあげて使うようにしています。

そうすると、ぴったりとくっついてしばしば口が開きにくかったりもする袋の口もたいていだらしなく開いていて傘も差し込みやすいですし、使うに特別な不便もございません。むしろ使いやすいぐらい。

たしょうはゴミも減るし良いと思うんだけれどな。

しかしながら、ゴミ箱のほうから袋をつまみあげている方を見たことはありません。

たまぁに袋の先端に傘によって貫かれた穴が空いていたりしてハズレもあるのですが、それでもやはり使い古しの袋の方へ手がのびてしまいます。

だからなんだってはなしなんですけれども。