現時点で(カラーバー等ではなく)マトモな映像を放送している地上波デジタル放送局は一つもありません。
試合自体が中止となってしまったのか、テレビ欄を見るとメジャーリーグの試合中継をしているハズのNHK(総合)も放送休止状態。
こうなると寂しい夜になってしまいます。
今はインターネットを通じて様々な動画も見られる時代ですから、幾らかマシでしょうか。
似たような夜を過ごしていた若い頃は、良くラジオを聴いていました。色々なラジオ番組へ投稿もしていて、所謂”ハガキ職人”だったんです。これでも。
パーソナリティの方に名前(ラジオネーム)を呼んで頂いて、「またコイツだよ」なんて笑いながら仰って頂けると嬉しくて嬉しくて。
番組のイベントもあったりして、会場へ足を運んで、たまたま番組グッズの貰えるジャンケン大会で勝ち進み、パーソナリティの方から直接プレゼントを手渡された経験もありました。
マイクを持ったパーソナリティの方が、ジャンケン大会で勝ち進んだ者の一人一人に番組グッズを渡しつつ、何かしらお声を掛けて下さる。その会話がマイクを通してイベント会場へ響くワケです。
「いつも聴いてくれてんの?」
「はい。東久留米の○×と言う名前でハガキも出しています!」
「え!オマエが東久留米の○×!?」
会場がザワ付いて、『え!アイツが!?』みたいな雰囲気。
ちょっとした有名人気分。
人気コーナーに寄せられた投稿を纏めた本を買ったら、俺の送った”ネタ”が活字となって掲載されていたこともありました。
今と変わらず友達もなく、暗い学生生活を送っていた一方で、『俺の書いたハガキはラジオで読まれているんだぞ』なんてネガティブな優越感に浸り、それはそれで楽しかった。
またラジオへ何か投稿でもしてみるかな。今はお金の掛かるハガキだけではなく、メールか何かで投稿したりも出来るのでしょうか。
その前にラジオを買わないと。
気付けば部屋にはラジオの本体もありません。(インターネットに繋がってさえいればパソコンやスマートフォンからでも放送を聴くことは出来るものの、やはりラジオはラジオで聴きたい)
何か災害があった時の備えとしてもラジオはあった方が良さそうです。
良いラジオはないか、探してみることにします。