かねがねがちぶ。

人生踏んだり蹴ったり。

通院

通院日。

主に第二の副業(ネット環境さえあれば自宅のパソコンでもできる一種のデスクワーク)をしているウィークデイにしては珍しく、表に出ております。

今日は腹膜透析でお世話になっていた大きな総合病院の方に診察予約が入っているのでした。

週に三度、月水金曜日に俺が血液透析を受けている病院は、ほとんど血液透析が専門の小さなクリニックですから、できることといえば血液透析とレントゲン写真(人工透析の目安を量るのに使われる)の撮影ぐらいのもので、血液透析中は常にお医者さまがいらっしゃるとはいえ、

目がおかしい

腰が痛い

肌が荒れる

等のような血液透析と離れた症状を訴えた場合、

「専門の病院……目なら眼科、腰なら整形、肌なら皮膚科……で診てもらった方が良い」

と指示されてしまうケースも少なくなく、あらゆる科目を揃えている総合病院との"つながり"を保っておくことのメリットは大きいのです。

もっとも、何か……血液透析以外のこと……で通院するにしろ、

週に三度の血液透析を受けながら

なので大儀なことに違いはありません。

やはり同じ施設に通われているある透析患者さんは、血液透析のない火曜日と木曜日にも別の症状で他の病院に通っており、土曜日にも足腰のリハビリか何かで通所があるらしく、

完全に空く日は日曜日だけ

と、なかなかハードな日々を過ごしていると仰っておりました。

何せ月曜日の午後の血液透析へ向かう前、月曜日の午前中にも電車で別の大きな病院へ通っているそうですから。

腎臓を傷めている上に、アッチも悪いコッチもおかしいでは病院巡りだけで目が回ってしまうでしょう。

まだ若い30代の頃から人工透析に頼っている俺も齢40を数え、腎臓は別としても加齢により具合を悪くするような所もアチコチに出て来る年齢に差し掛かろうとしています。

健康な皆さん以上に気を付けないとなりませんね(+_+)

くれぐれも養生に努めたく存じます。

黄昏トワイライト。

毎週3回、月水金曜日の午後に4時間の血液透析を受けさせて頂いているのですが、昨日(26日)は血液透析が終わる頃になっても、もう夜の闇とは呼べないぐらいの明るさがあったものでした。

決まって4時間の血液透析

とはいえ、透析が終わり施設を出られる時間というのは意外とまちまちで、透析が終わった後も抜針や止血の作業やら帰り支度やら、ナンダカンダで30分近くは掛かってしまうでしょうか。

血液透析が終わって施設から出る頃に表が真っ暗だと、何とも情けないような気分にさせられるものです。

何の仕事終わりでもなく、

「お疲れ様でしたー!」

なんて居酒屋へ繰り出すワケにも参りませんし。……別に禁じられることでもないから繰り出すか繰り出さないかは自由だ。ただ俺は行く気になれない……

昼の短い時季は総じて寒くもあり、暗く寒い中をトボトボと帰るのは何とも寂しく感じられます。

まして独り身の俺の場合はウチに戻ったトコロで待っていて下さる者もありません。

季節が巡り、また帰り道が暗くなるのはいつの頃でしょうか。

施設を出るのが19時近くになってしまうこともあり、基本的に

透析終わり=もう暗い

というイメージはあるのだけれど。

空は深い藍色で、空気も頬に冷ややかな、今ぐらいの宵が好きです。

ちょうど夕飯の時刻とも重なるのか、春独特の自然な芳香に混じって、何やら美味しそうな匂いも漂って参ります。

意外とそんな食べ物の匂いなんて気にもしないようでいて、何故か鼻腔をくすぐられると

『あ!野菜炒めの香りだ!』

とか

『これはタマゴ料理かな?』

みたく、ぼんやりと料理の内容まで判断できたりもするのです。匂い際立つカレーや焼き魚ならばともかく、自分でも何故そう判断するのか良く分からないものの、そのような想像を働かせては、ついお腹まで空かせてしまう(笑)

それもそれ、良い季節になりました。

来るものは来る。

もうしばらく前のこと、

肺炎球菌ワクチンの記事

を書きました。

最近は各種のワクチンを接種するにも色々と細かく、問診票みたいな物(予診票)を書かなくてはならないんですね。その都度。

「以前、何か薬を飲んで具合を悪くしたことはありませんか?」

とか

「何かのアレルギーがありますか?」

みたいな。

特に俺の場合は、自分が週に三回も血液透析を受けている施設でもってワクチンを接種して頂くワケですから

「現在、何かの病気で通院していますか?その病気は何ですか?」

なんて設問の答えは分かりきっています。

それでも

「慢性腎不全(IgA腎症)で血液透析中」

みたく、ちゃんと書かなくてはならない。

そんな予診票を書いて、とっくに提出こそしたものの、すぐにワクチンが受けられたワケでもなく、しばらく何の音沙汰もなかったものですから、

『忘れられているのかな?』

なんて、ちょっとだけ思っておりました。

一方で、他の患者さんから

「そんな年齢(40代)で肺炎球菌のワクチンなんて要らないよ。もっと60とか70とかになってから受けりゃ良いんだ」

的なお話しを伺うに、だんだんとワクチンの接種が

モッタイナイもののように思えてきて……一度の接種で5年も有効とはいえ8000円もする……

やはり施設側からは何のアクションもなく、

『やっぱり忘れられちゃったのかな?それならそれで良いや』

ぐらいに思っていたトコロ、そんなイイカゲンなことが……ましてや医療機関で……あるハズもなく、ついにワクチンを打たれてしまいました(^_^;;

そういう、だんだん考えていると出し惜しみしたくなるようなお金は、ウダウダと考える前に、サーッと支払ってしまいたいものですね。

最初に今般の肺炎球菌ワクチンのハナシが出たのはいつだったか、今となっては8000円を惜しむ気持ちが先立ちます。

その(ワクチン代金の)請求書にしたって、まだ頂いていないんですよ。

このまま請求するのを忘れてくれるとか…

それはもっとアリエナイよなぁ(+_+)

8000円あれば中古でゲームソフト買って、CD買って、余ったお金で文庫本を買って…。

8000円あればどれだけのご馳走が…。

8000円あればかなりのドライブへ出られただろうな…。

アタマの中はそんなことばかり(笑)

早く払っちゃって忘れたいと願います(^_^;;

肺炎球菌ワクチン。

寒い寒いと感じながらも、それなりに体の方が寒さにも順応(?)しつつあるのか、体調の方はおかげさまでだいぶ良くなって参りました(^-^)

この生きるにも不器用な体が

寒さに慣れて来た

ということは、もしかすると

寒さが終わるのも近い

のかもしれません。

だいたいここ数年は、俺が

やっと寒さに慣れる頃になると次第に暖かく

なり、

やっと暑さに慣れる頃になると次第に寒く

なる傾向があるような気がします(笑)

そういえば、昨日(月曜日)の血液透析の際、スタッフさん(看護師さん)から

「そろそろ肺炎球菌ワクチンの時期になりますが、今回はどうしますか?」

と尋ねられました。

確か前回のワクチン接種時、

「肺炎球菌ワクチンは5年に一度接種すれば良いワクチンだ」

と説明を受けた覚えがあります。(理由は良く存じません)

また、前回の肺炎球菌ワクチンは、今の施設で血液透析を受けるようになってから最初の寒い時季に受けた記憶もございます。

もう5年になるのかぁ。

あ。そうだ。確か「肺炎球菌のワクチンを接種しました!」みたいな証明のカードを頂いて、保険証や何かと一緒に保管していたんだっけ。

…。

あったあった。えー…『肺炎球菌ワクチン接種済カード』。当然の如く接種日も書いてありました。

2012年10月某日。

ずいぶん前ですね(^_^;;

向こう(施設サイド)から

「(予防接種を受けるか受けないか)どうしますか?」

と訊いて来るぐらいですから、保険が適用されない自由診療なのでしょう。その効果は5年も続くらしいものの

8000円

と俺にとってはいささか痛い出費となります(+_+)

とはいえ、いざ肺炎球菌を原因とする悪い病気に罹ってしまい、そのせいで何万円も何十万円も掛かるような入院生活を余儀なくされ、後から

『あの時のワクチンを打っときゃ良かった(>_<)』

と思うぐらいなら、転ばぬ先の何とやら、8000円ぐらいどうということもないでしょう。

……一方で「nannyさんぐらいの歳の人には必要ないのではないか?(もっと年齢を重ねてから受ければ良い)」と仰る透析仲間さんからの声もございました……

何にせよ打って頂く以上は8000円が無駄にならないよう、もう5年間も頑張って生きることにします!←動機が卑しい。

残雪の通院。

やはり血液透析への行き帰りの道中には残雪に足を取られて難儀致しました。

凍り付いて滑る路地裏、かと思えば果たして固体と呼ぶべきか液体と呼ぶべきか路面がベショベショの表通り。

初めてのお使いをする幼児が如くよちよちと歩いていれば、勢い良く真横を通過するクルマが、その固体だか液体だかとにかく潔癖のケがある俺からすれば軽くゾッとするような

かつての雪(ばっちい)

を跳ね上げて参ります。

歩道の奥、道路の最も端の辺りには雪がたまって歩くに歩けない場所もございましたし、確かに歩くポジションにしても普段より車道寄りにならざるを得ず、クルマからしても邪魔といえば邪魔なのでしょう。自分も運転をする人間なので分かります。

ただ、歩行者の横を進む時ぐらいちょっとスピードを緩めてくれたって良いじゃないのさ(>_<)

こっちの歩き方もASIMO(ホンダのロボット)のようですし、

『クルマだ!』

と思うや否やサッと避けられる機動力を持ちません。クルマからの泥ハネを恐れてコケるのも嫌です(>_<)

8月か9月の猛暑日を一日前借りして来て、いっぺんに雪を溶かしてしまいたくなったのは俺だけでしょうか。←めちゃくちゃ。

特に俺の血液透析は午後(お昼過ぎから日没頃まで)ですから、行きと帰りで道の状態も変わってしまうのです。

まだ日も高い往路では少し濡れている程度で歩きやすかった通りが、すっかり日の暮れた復路では薄く氷が張るような具合で、正に

行きは良い良い帰りは怖い

同じ道とは思えぬ悪路へと変貌を遂げるのでした(+_+)

「ツルンと滑ってうっかり手を突くと危ないよ!転ぶ時はお尻から!」

なんてありがたいご教示も実際に転ぶ時には余り用を成しそうにありません。俺みたいなドンクサイ人間にはそんな転び方まで考える余裕もないでしょうから(^_^;;

とはいえ、俺の左手には血液透析で用いる大事なシャントもございますし、じゅうぶん気を付けたいと存じます。

この機会に残雪で道が悪い際の通院路を少し研究しておくと良いのかもしれませんね。

少しぐらい遠回りになるとしても、歩きやすい道を選んだ方が結果的には楽になるような気がして参りました。

てか、さすがにもう雪もなくなっちゃうか(笑)

つらら

こっちでは少し珍しい、つららっぽいものもできてたよ!

今朝の東京も寒いです(>_<)
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プロフィール

nanny

恥ずかしがりで寂しがり。

Iga腎症、アトピー性皮膚炎等、様々な病気と付き合っており、現在は血液透析(週に3回 1回4時間)を受けている元腹膜透析(CAPD)患者です。

糖尿病がありましたが、40kg以上の減量に成功し、現在は寛解しています。

2009年7月3日に原因不明の卒倒をして以来、離人感を抱くようになりました。

ブログでは日々思った色々なことに就いて書いています。

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