ある時期から一気に普及したような気がする。俺が小学生の頃からあるにはあったが、そうそうお目にかかれる代物ではなかったのだ。
今は様々な店舗や商業施設に備えられているトイレの便座も温水洗浄便座が当然になりつつある。
ちなみに、俺のウチのトイレにはつけられていない。そもそもが三点ユニットバス(お風呂とトイレが一緒)のため、まず温水洗浄便座用の電源(コンセント)の設置に難があるだろう。下手にシャワーの水でもかかれば漏電するか感電する。危険だ。
ところで、もちろんうまく安全に作られているであろうことはじゅうぶん承知の上で、少し不安な点が温水洗浄便座にはある。
入浴する際に使われるような普通のシャワーの場合、いくら温度設定があるとはいえ、いきなり体や顔面へ湯を浴びせる前に、なんとなく指先か何かで湯温を確認したくなるのが人情ではなかろうか?
そこで安全・快適な湯温であると確かめた上で、湯を使う。
一方、そこまでの熱湯が出るはずもない温水洗浄便座の温水が、なにかの故障や不具合でチンチンの熱湯になってしまう可能性は絶対にゼロであるといえるのか。
あのまるで無防備で敏感な箇所へ熱湯が噴き上げてきたと考えるだけで俺は恐ろしいのだ。
まぁ、そんな事故があったなんて話は聞いたこともないけれど(笑)