かねがねがちぶ。

人生踏んだり蹴ったり。

トイレ

馬鹿の考え。

温水洗浄便座(いわゆる『ウォシュレット』のたぐい)がほぼあたりまえとなったのはいつの頃からだったろうか。

ある時期から一気に普及したような気がする。俺が小学生の頃からあるにはあったが、そうそうお目にかかれる代物ではなかったのだ。

今は様々な店舗や商業施設に備えられているトイレの便座も温水洗浄便座が当然になりつつある。

ちなみに、俺のウチのトイレにはつけられていない。そもそもが三点ユニットバス(お風呂とトイレが一緒)のため、まず温水洗浄便座用の電源(コンセント)の設置に難があるだろう。下手にシャワーの水でもかかれば漏電するか感電する。危険だ。

ところで、もちろんうまく安全に作られているであろうことはじゅうぶん承知の上で、少し不安な点が温水洗浄便座にはある。

入浴する際に使われるような普通のシャワーの場合、いくら温度設定があるとはいえ、いきなり体や顔面へ湯を浴びせる前に、なんとなく指先か何かで湯温を確認したくなるのが人情ではなかろうか?

そこで安全・快適な湯温であると確かめた上で、湯を使う。

一方、そこまでの熱湯が出るはずもない温水洗浄便座の温水が、なにかの故障や不具合でチンチンの熱湯になってしまう可能性は絶対にゼロであるといえるのか。

あのまるで無防備で敏感な箇所へ熱湯が噴き上げてきたと考えるだけで俺は恐ろしいのだ。

まぁ、そんな事故があったなんて話は聞いたこともないけれど(笑)

サウダージ。

今日は第一の副業です。

東京は秋晴れで、上着が邪魔になる程度の蒸し暑さと、未だ頑張る蝉の声が夏の名残を感じさせるものの、

すっかり秋めいた

と書いても過言ではないでしょう。

緑を残す住宅街を歩いていたトコロ、今季で初めて、キンモクセイの匂いを嗅ぎました。

秋の匂いです。

東京の辺りでブラブラしている限り、そう強烈な香りを自然から感ずることは余りありません。

そんな中にあって、秋のキンモクセイは、かなり強い芳香といえます。

ただ、我々の世代以上の方々にとっては、もしかすると

「昔のトイレを思い出させるから、余り好きな香りではない」

と仰る方もあるのではないかと。かくいう俺が、そうなのです(^_^;;

昭和50年台の頃、余り

部屋に芳香剤や消臭剤を置く

という習慣はなかったように思われます。芳香剤や消臭剤の設置場所といえば、トイレでした。

その香りにしても、今のように様々な細かい種類があるワケでなし、だいたいレモンのような柑橘系の香りか、甘いバラのような香り、そしてキンモクセイの香りが定番だったように記憶しています。

加えて、「バラの香り」と表記してありながらも、『バラってこんな匂いだったっけ?』と疑問符を付けざるを得ない他の商品とは違い、キンモクセイの香りだけは文句の付けようもなく紛れもないキンモクセイの香りだったのです。

多分に漏れず、俺の育った場所のトイレにもキンモクセイの芳香剤は置かれておりました。

何せ先に触れた通り、香りに種類がありませんから、一年中、キンモクセイです。トイレの中は

(常夏ならぬ)常秋

でした。

そんな理由から、キンモクセイが香ると、秋を感じると同時に、トイレも感じてしまうのです。

それもプルースト現象なのでしょうが、匂いに紐付けられた記憶というのは、どうにも強固に感じられます。

ふと何か、何かも分からない何かの匂いを町中で嗅いで、やたらと懐かしいような気分にさせられたような経験はございませんか。

それが何の匂いで、何がどう懐かしいのかさえ良く分からないのに、とにかく懐かしい。

立ち止まって、しばらく謎の懐かしさに浸りつつ、謎の香りを嗅いでいたりして(笑)

キンモクセイも、非常に良い香りであるにも関わらず、勝手にトイレと関連付けられて少し可哀想です。

ただ、この記憶ばかりはドーシヨーモありません。

かつてキンモクセイの香りをトイレに置いていた家族を恨むよりないでしょう。

大して気にもしていないけれど。

そんなトイレから始まる秋の訪れ。

嫌だなぁ(笑)

水洗レバー。

少し古いタイプの個室トイレに入ると、水を流す為のレバーが、床と水平になっている物があります。

和式だと、屈んで、ちょうど目の前。金隠しの少し上辺りにあることが多い。洋式トイレでも、たまに便座奥の上辺りにあることがある。

アレって足で操作する物ですか?? 手で操作する物ですか??

(和式トイレの場合)屈んだ状態だと、手の届く位置だから、手で握ってグッとやりたくなるけれど、立ち上がってしまうと、だいぶ位置は下になり、足で踏ん付けたくなる。

他の人が手でやっているとすれば、踏ん付けたら悪いし、逆に他の人が踏ん付けているとすれば、手で握るのは汚い。

いつも迷って、折り畳んだトイレットペーパーを間にし、手で直接触れないようにしています。

どっちで流すのが本当なんだろう。

ちゃんと分かり易い「握り」の形状になっていたり、自動車のペダルみたく「見るからに踏んで使う」ようなデザインになっていれば良いのに。

子供の頃から、ずっと、そう考えていました。

缶入りドロップと火災報知器。

お昼にはベーコンエッグとトーストを食べました。卵は一つだけ。片目玉焼きです。トーストも一枚。これも慣例通り、良く噛んで、15分掛け食べようと努力しましたが、無理でした。10分が限界です。その上、全くお腹に溜まらず、何か違うモノを食べれば良かったと、今になって少し後悔しています。まだ15時で、夕飯は18時40分からと決めているので、それまで空腹との戦いです。

散歩の帰り、用事がありドラッグストアに立ち寄ったのですが、懐かしい缶に入った飴を見付けました。『サクマ式ドロップス』とあり、赤い缶。アニメ映画の『火垂るの墓』にも登場した、あの飴。しかし良く見ると違和感があります。自分の記憶では、緑の缶である印象が強い。調べてみると、どうやら赤い『サクマ式ドロップス』と、緑の『サクマドロップス』の二種類が、別々の会社から出ているそう。

太平洋戦争後のドサクサで、二つの会社に別れてしまったらしい。昔からある方が『サクマ式…(赤)』で、新たに造られたのが『サクマ…(緑)』。良く似ていますが、入っている飴のフレーバーも違うみたいです。元祖『サクマ式…』にはブドウ味とチョコ味があり、新型の『サクマ…』にはそれらがなく、代わりにリンゴとスモモが入っているのだとか。 どちらかと言うと、緑の『サクマ…』を良く見る気がします。

そのドラッグストアでトイレを借りました。綺麗なトイレ。温水洗浄便座で。壁にステッカーが貼ってあります。火災報知器が設置されている旨書かれていて、個室内でライターを使ったり、煙草を吸ったりすると、報知器が作動して、スプリンクラーが作動し、警備会社へも通報が行くので、絶対に吸わないよう警告しています。この手の貼り紙を最近、多く見掛けるようになりました。

しかしトイレというのはタイルで囲まれていることがほとんどですし、燃えるモノといってもトイレットペーパー位しかなく、また水も豊富にある。もしトイレ内で煙草を吸うとすれば、吸殻は水を張った便器の中に捨てられることがほとんどである気もします。実際に一般家庭の火災でも「トイレから出火した」という話は余り聞きません。報知器まで取り付けて警戒する必要があるのでしょうか。

恐らくは個室内が汚されたり、臭いが付くことを防ぐ目的の方が大きいのだと思います。しかしトイレの個室内で喫煙するというのも…。自分もかつては愛煙家でしたが、トイレで吸おうと思ったことはありません。いずれにせよ嘘か真か、スプリンクラーまであるとは少し大袈裟です。実際個室内でうっかり吸ってしまい、水浸しになってしまった人はいるのでしょうか。いるとしたら少し見てみたいです。

トイレ考。

最近、やたらとトイレにこだわる俺がいる。
コンビニエンスストアに入っては用もないのにトイレを覗き、「綺麗にしているなー」とか「温水洗浄便座がついてる!」などと思ったり。
よく見る「いつも清潔にご利用頂きありがとうございます」の貼紙は慇懃無礼な感じで嫌だ。
「他の人も綺麗に使っているのだからお前もそうしろ」と押し付けられている気分になる。
結局「汚すな」と言いたいのだろう。

嫌な気持ちにさせるトイレがあった。まずドアにでかでかと「ご利用の際は必ず一声お掛け下さい」「商品の持ち込みは万引きと見なし通報します」と乱暴な字。
声を掛けて入ると更に中の扉の片方には「こちらは女子トイレです!男性の利用はお断り!」
もう一方の男子トイレの中には「トイレ内での飲食(特にアルコール)禁止!」
「据え置きの紙以外は流さないで!」
と、とにかく貼紙だらけ。

恐らくヒドい万引き行為やマナーの悪い客がいて、お店サイドとしても怒りが収まらないのかもしれないが、余り良い印象は受けない。
そのお店は余りアルバイトがおらず、いつも店長さんらしきおじさんがいるのだが、そのおじさんもお弁当の温めをお願いすると舌打ちをしたり、混雑時におでんを頼むと100%「今具を入れたばかりでまだできてない」と断ったりと、決して良い雰囲気のお店ではなかった。

そんな店長さんの人柄がモロに反映されていたのが件のトイレだったのだ。
まだ新しいコンビニエンスストアだったが先日、残念ながら潰れてしまった。
「トイレはお店の顔」と誰かが言っていた。確かにそういった側面はあるのかもしれない。
最近はコンビニエンスストアも有り触れているので「あそこはトイレが汚いから嫌い」と思ってしまう人もいそうだ。
見る人は見ているんだよなぁ。

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プロフィール

nanny

恥ずかしがりで寂しがり。

Iga腎症、アトピー性皮膚炎等、様々な病気と付き合っており、現在は血液透析(週に3回 1回4時間)を受けている元腹膜透析(CAPD)患者です。

糖尿病がありましたが、40kg以上の減量に成功し、現在は寛解しています。

2009年7月3日に原因不明の卒倒をして以来、離人感を抱くようになりました。

ブログでは日々思った色々なことに就いて書いています。

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